1940年10月1日

1940年10月1日　昭和15年

【内　閣】

第2次近衞文麿内閣

総理 近衛文麿／外務 松岡洋右／内務 安井英二／大蔵 河田烈／陸軍 東條英機／海軍 及川古志郎／司法 風見章／文部 橋田邦彦／農林 石黒忠篤／商工 小林一三・河田烈（臨時代理）／逓信 村田省蔵／鉄道 小川郷太郎／拓務 秋田清／厚生 金光庸夫／国務 平沼騏一郎・星野直樹

企画院総裁 星野直樹／次長　小畑忠良

内閣書記官長 富田健治

法制局長官 村瀬直養

【元　老】

西園寺公望

【宮中主要官】

内大臣　木戸幸一／宮内大臣　牧野伸顕／枢密院議長　原嘉道／枢密院副議長　鈴木貫太郎

【軍部高官】

［陸　軍］

陸軍次官　阿南惟幾／軍務局長　武藤章／参謀総長　杉山元／参謀次長　沢田茂／教育総監　山田乙三

［海　軍］

海軍次官　豊田貞次郎／軍令部総長　伏見宮博恭

【植民地高官】

朝鮮総督　南次郎／台湾総督　小林躋造／関東長官　梅津美治郎／樺太庁長官　棟居俊一／南洋庁長官　近藤駿介

【東　京】

府知事　岡田周造／市長　大久保留次郎

秋田県能代市が市制施行。

山本郡能代港町、東雲村（しののめむら）、榊村が合併。

神奈川県藤沢市が市制施行。

藤沢町が市制を施行し藤沢市が発足。人口約3万人。当日、大野守衛市長代理や市民が伊勢山で市制施行を祝った。片瀬町、村岡村との合併交渉が行われ「藤沢市」「藤沢江の島市」「湘南市」の新市名案もあったが結果は「藤沢市」の新市名で単独市制施行となった。

紀元2600年奉祝展開催（－22前期、洋画・彫刻　11.3－11.24後期、日本画・工芸　東京府美術館）。主な美術団体がほとんど参加した連立展となる。梅原「柴禁城」、松岡寿「海老名弾正氏肖像」、柏亭「農村初秋」、須田「歩む鷲」、玉堂「彩雨」、栖凰「雄風」、靫彦「義経參着」、清方「一葉」、青邨「阿修羅」、佐藤朝山「和気清麿」、清水亀蔵「鉄板衝立」など。

総力戦研究所官制公布。1941.4官吏など36人、研究生として初入所。

第5回国勢調査。内地人口7,311万4,308人、外地人口3,211万1,793人、総人口1億522万人余。

南アフリカで日食があり、太陽光が230秒間遮断される。観測史上最も完全な日食と報告される。