1898年6月12日

1898年6月12日 明治31年

【内 閣】

総理 伊藤博文(第3次)/外務 西徳二郎/内務 芳川顕正 /大蔵 井上馨/陸軍 桂太郎/海軍 西郷従道/司法 曾禰荒助/文部 外山正一/農商務 金子堅太郎/逓信 末松謙澄 /班列 黒田清隆

内閣書記官長 鮫島武之助/法制局長官 梅謙次郎(内閣恩給局長兼任)

【元 老】

黒田清隆 伊藤博文 山県有朋

【東 京】

府知事 岡部長職


フィリピンの独立運動指導者アギナルドがフィリピンのスペインからの独立を宣言。

6月初頭にスペイン軍を打倒したフィリピン革命軍は1898年6月12日にカウイトの自宅にて各国代表やジャーナリストを招き、フィリピンの独立を宣言した。独立宣言に際してアギナルドは軍楽隊長のジュリアン・フェリペに独立式典に用いるための曲の作曲を依頼し、ジュリアン・フェリペは「ラ・マルセイエーズ」を念頭に「フィリピン行進曲」を作曲、独立宣言に際して新たに定められたフィリピンの国旗と共にフィリピンの国歌に採用された。現在も6月12日はフィリピンの独立記念日とされている。

過去の出来事

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