1940年6月4日

1940年6月4日 昭和15年

【内 閣】

総理 米内光政/外務 有田八郎/内務 児玉秀雄/大蔵 桜内幸雄/陸軍 畑俊六/海軍 吉田善吾/司法 木村尚達/文部 松浦鎮次郎/農林 島田俊雄/商工 藤原銀次郎/逓信 勝正憲/鉄道 松野鶴平/拓務 小磯国昭/厚生 吉田茂/内閣書記官長 石渡荘太郎/法制局長官 広瀬久忠

【元 老】

西園寺公望

【宮中主要官】

内大臣 木戸幸一/宮内大臣 牧野伸顕/枢密院議長 近衛文麿/枢密院副議長 原嘉道

【軍部高官】

[陸 軍]

陸軍次官 阿南惟幾/軍務局長 武藤章/参謀総長 杉山元/参謀次長 沢田茂/教育総監 山田乙三

[海 軍]

海軍次官 豊田貞次郎/軍令部総長 伏見宮博恭

【植民地高官】

朝鮮総督 南次郎/台湾総督 小林躋造/関東長官 梅津美治郎/樺太庁長官 棟居俊一/南洋庁長官 近藤駿介

【東京】

府知事 岡田周造/市長 大久保留次郎


ミッドウェー海戦が始まる(日本時間では5日)。ミッドウェー島攻略を目指す日本海軍を米海軍が迎え撃ち、7日に米軍の勝利で終結。

西部戦線でドイツ軍の進攻を止められなかった聯合軍がフランス・ノルマンディーのダンケルクからイギリスへ大量撤退。

ウィンストン・チャーチルがイギリス下院で「我々は決して降伏しない(We shall never surrender)」で有名な“We shall fight on the beaches”演説を行う。

 ヨーロッパの大部分の領土と多くの古くて有名な国々が

 ゲシュタポと嫌悪すべきナチの支配装置の手中に落ちたとしても、

 また落ちようとも、われわれは怯みはしないし、挫けはしない。

 われわれは最後まで戦い続ける。

 フランスで、海で、そして募りゆく自信と戦力でもって空で戦う。

 いかなる犠牲を払っても、われわれの島国を守るであろう。

 海岸で、上陸地点で、平原と街路で、そして高地で戦う。

 われわれは決して降伏しない。

 私は一瞬たりとも信じていないが、万一この島国ないしその大部分が

 征服されて餓えることになっても、海の彼方の帝国は

 イギリス艦隊を武器として戦い続けるであろう。

 神のご都合の良い時に、新大陸がその力を持って旧大陸の救出と

 解放に乗り出してくる時まで

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。