1897年5月26日
1897年5月26日 明治30年
【内 閣】
総理 松方正義(第2次)/外務 大隈重信/内務 樺山資紀/大蔵 松方正義/陸軍 高島鞆之助 /海軍 西郷従道/司法 清浦奎吾/文部 蜂須賀茂韶/農商務 大隈重信/逓信 野村靖/拓殖務 高島鞆之助/班列 黒田清隆
内閣書記官長 高橋健三/法制局長官 神鞭知常
【元 老】
黒田清隆 伊藤博文 山県有朋
ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』が発刊。
ドラキュラ(Dracula)は、イギリス時代のアイルランド人の作家、ブラム・ストーカーの恐怖小説『吸血鬼ドラキュラ』(1897年)に登場する男性の吸血鬼。日本では「吸血鬼」の意味で誤用される事が多いが、あくまでも小説の登場人物の固有名詞であり、吸血鬼全般をドラキュラと呼ぶのは間違いで、吸血鬼を表す英語はヴァンパイア(Vampire)である。ドラキュラはルーマニア語で「竜の息子」を意味する(竜は悪魔という意味もある)。小説執筆時は「不死者(The Un-Dead)」という題名だった。称号は伯爵(Count)ということにはなっているが、ルーマニアの貴族階級にはこの称号はなく、ドラキュラが仮に貴族とされていても、「伯爵」というのは単なる敬称に過ぎない可能性が高い。実際、小説中においてドラキュラ当人がこの称号を名乗ったり用いたりする場面はなく、署名をする際には「D」とのみ記し、彼の墓標にもただ「ドラキュラ(DRACULA)」とのみ書かれていた。
『魔人ドラキュラ』(1931年)にてドラキュラに扮するベラ・ルゴシ。
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