1925年5月14日

1925年5月14日　大正14年

【内　閣】

総理　加藤高明／外務　幣原喜重郎／内務　若槻礼次郎／大蔵　濱口雄幸／陸軍　宇垣一成／海軍　財部彪／司法　小川平吉／文部　岡田良平／農林　岡崎邦輔／商工　野田卯太郎／逓信　犬養毅／鉄道　仙石貢／内閣書記官長　江木翼／法制局長官　塚本清治

【元　老】

西園寺公望

【宮中主要官】

内大臣　平田東助／宮内大臣　牧野伸顕／枢密院議長　浜尾新／枢密院副議長　一木喜徳郎

【軍部高官】

［陸　軍］

陸軍次官　白川義則／軍務局長　畑英太郎／参謀総長　河合操／参謀次長　武藤信義／教育総監　大庭二郎

［海　軍］

海軍次官　岡田啓介／軍令部総長　山下源太郎

【植民地高官】

朝鮮総督　斎藤実／台湾総督　内田嘉吉／関東長官　児玉秀雄／樺太庁長官　永井金次部／南洋庁長官　横田郷助

【東 京】

府知事　宇佐美勝夫／市長　中村是公

政友会、臨時大会で革新倶楽部、中正倶楽部と合同。28日　犬養毅、政界引退表明。

奈良電気鉄道株式会社設立。

奈良電気鉄道は、現在の近畿日本鉄道（近鉄）京都線に当たる鉄道路線を建設した鉄道会社。通称は「奈良電」。沿線で路線バス事業も行っていた。本社所在地は現在の京都市伏見区、桃山御陵前駅前に位置していた。京都と奈良を結ぶことから、同地域をテリトリーとしていた京阪電気鉄道と大阪電気軌道（通称：大軌、近鉄の前身）両社の合弁で会社が設立され、戦後には京阪・近鉄いずれの路線とも直通運転を行っていたことがあった。その後、京都・奈良の観光開発を積極的に推し進めていた近鉄が、1963年（昭和38年）にその一環で奈良電気鉄道を合併、その路線を自社の京都線とした。

写真＝奈良電気鉄道デハボ1000形電車