【諸乗法数】2-10

【諸乗法数】2-10 


如如二 佛如如智 性如如境

註 如如とはありのままの姿。つまりは実相の事。『佛性論』の説では実相には二つあり、本来清浄である故に煩悩に染まらぬことを佛如如智といい、凡夫の心性を性如如境とする。平安前期の天台僧安然が幾つかの著書で詳しく論じている。 


乘二 聲聞 縁覺 

註 修行者の段階の事。聲聞(しょうもん)は佛の教え聞いて羅漢の境地に達した者。縁覺(えんがく)は更に一歩進んだ物。此の境地の上に菩薩が有る。  

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。