【諸乗法数】1-36

【諸乗法数】1-36 


一宗 『演義』に云う「一宗容有多教」と。 

註 一宗とは一つの教義の事。『演義』は『華嚴經』の注譯である『大方廣佛華嚴經疏演義抄』の事。唐の澄觀の撰。 


一會 『教海南鍼』に「一會建立三世法」と。 

註 一會は唯一度の出會いの事。唯一度の出會いであっても佛果は得られるとの義。『教海南鍼』は『霧海南針』と思われるが未勘。『霧海南針』は江戸前期の黄檗僧の潮音禪師の著。潮音は常憲院(徳川五代将軍綱吉)が舘林城主だった頃にしばしば教えを請うた傑僧。  

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