佛像圖彙525
【525】千手坎中連(せんじゅかんちゅうれん)
[通釈]
一代守本尊
千手坎中連 縁日 七日 子(ね)歳
[解説]
一代守本尊は、十二支を八卦に割り当てた物もの何時から始まったかは定かではないが、それほど古いものではない。昭和の頃は高島暦にも掲載されていた。
標題に「連」あるいは「断」とあるのは八卦の図章で、「連」は陽「━」を表し、断は陰「〓(横に並べる)」を表す。
坎は、易では水を主る「☵」で表される。真ん中が連なっている。千手観音が子年生まれの人の守り本尊という意味。以下同じ。
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