1926年9月23日
1926年9月23日 大正15
山陽本線特急列車脱線事故。山陽本線安芸中野駅 - 海田市駅間で東京発下関行きの下り特急列車が脱線転覆、34人が死亡。
この事故を起こした特別急行第1列車(事故後の1929年に「富士」と命名)は、下関駅から関釜連絡船を介してアジア及びヨーロッパを連絡する国際連絡運輸の役割を担う日本最高級の列車であり、著名人も多数乗車していたため、世間に大きな衝撃を与えた。それにもまして鉄道関係者は、木造車体の脆弱性を指摘されることになり、以後日本で新造される客車が鋼製に切り替わる契機になった。
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