1929年7月2日

1929年7月2日　昭和4

田中義一内閣が張作霖爆殺事件による不信任で総辞職。同日、濱口雄幸が27代内閣総理大臣に就任し、濱口雄幸内閣が発足。立憲民政党を中心とする政党内閣だが、一方で貴族院の親民政党議員を多く入閣させたところに特色がある。

［濱口雄幸内閣］

総理　濱口雄幸（立憲民政党総裁）

外務　男爵幣原喜重郎（貴族院同和会）

内務　安達謙蔵（立憲民政党）

大蔵　井上準之助（貴族院無所属→立憲民政党）

陸軍　宇垣一成（軍人:陸軍）

海軍　財部彪（軍人:海軍)

司法　子爵渡辺千冬（貴族院研究会）

文部　小橋一太（立憲民政党）:

農林　町田忠治（立憲民政党）

商工　俵孫一（立憲民政党）

逓信　小泉又次郎（立憲民政党）

鉄道　江木翼（貴族院同成会／立憲民政党系）

拓務　松田源治（立憲民政党）

班列（陸軍大臣臨時代理）　阿部信行（軍人:陸軍）

内閣書記官長　鈴木富士弥（立憲民政党）:

法制局長官　前田米蔵（政友会）: