佛像圖彙149

【149】大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)


[通釈]

大随求菩薩

(本文なし)


[解説]

 大随求菩薩は、観音の変化身の一つとされる。諸々の求めを意のままに叶えるので「大随求」と呼ばれる。

「胎蔵界曼荼羅の蓮華部院に在す。観音菩薩の変化身とされる。原名は、法術・護符・僕婢などの意を持つことから、この菩薩を念じてその真言を読誦すれば、衆生の求願に随い施し与えるをもって随求と名づける。またその真言を随求陀羅尼という。この尊の真言には息災・滅罪、特に求子の功能が歓ばれて平安時代以降に隆盛になったが、単純に真言を唱えるのみで、あまり尊格としては重んじられなかったため、本尊とされることは少ない」(Wikipediaより。画像も)

 真言は「オン バラバラ・サンバラ サンバラ・インジリヤ・ビシュダニ ウンウン・ロロシャレイ ソワカ」


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