訓蒙図彙83

訓蒙図彙 83 果蓏の部

棗(そう) jujube


[訓読]棗 さう(そう) なつめ。大棗(だいさう(だいそう))なり。○乾棗(かんさう(かんそう))、ほしなつめ。


[通釈]棗 そう なつめ。大棗のこと。○乾棗は、ほしなつめ。


[語釈]●棗 ナツメ(棗、学名:Ziziphus jujuba)は、クロウメモドキ科の落葉高木。和名は夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来する。中国植物名(漢名)は、棗(そう)。 果実は乾燥させたり(干しなつめ)、菓子材料として食用にされ、また生薬としても用いられる。


[用例]

『南史』卷五三.梁武帝諸子傳.武陵王紀傳:友于兄弟,分形共氣,兄肥弟瘦,無復相代之期;讓棗推梨,長罷歡愉之日。

清.孫詒讓『扎迻』:復以竹帛梨棗,鈔刊屢易,則有三代文字之通假,有秦漢篆隸之變遷。

清.紀昀『閱微草堂筆記』卷六.灤陽消夏錄六:至於交通聲氣,號召生徒,禍棗災梨,遞相神聖。

『儒林外史』第五二回:隨叫馬夫將那棗騮馬牽過來。這些客一擁上前來看。

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