訓蒙図彙66

訓蒙図彙 66

紅鶴(こうかく)

[訓読]紅鶴 こうくわく(こうかく) つき。俗に云ふ、たう(とう)。蓋(けだ)し鳭(とう・ちょう)の字の一肯なり。此鳥にあらざるなり。紅鶴、一名朱鷺(しゅろ)。


[通釈]紅鶴 こうかく つき。俗に「とう」という。これは「鳭」の字の一種であり、絵にある鳥とは違う。紅鶴は、一名朱鷺。


[解説]この絵はflamingoで、紅鶴は朱鷺(トキ)のこと。註は名前と絵が違うことを指摘している。トキの古名はつき(鴾/鳭/鴇)。 

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