1896年11月23日

1896年11月23日　明治29年

【内　閣】

総理　松方正義（第2次）／外務　大隈重信／内務　樺山資紀／大蔵　松方正義／陸軍　高島鞆之助　／海軍　西郷従道／司法　清浦奎吾／文部　蜂須賀茂韶／農商務　榎本武揚／逓信　野村靖／拓殖務　高島鞆之助／班列　黒田清隆

内閣書記官長　高橋健三／法制局長官　神鞭知常

【元　老】

黒田清隆　伊藤博文　山県有朋

【 没 】

樋口一葉

　ひぐち いちよう、1872年5月2日（明治5年3月25日）- 1896年（明治29年）11月23日）、小説家。東京生まれ。本名は夏子、戸籍名は奈津。中島歌子に歌、古典を学び、半井桃水に小説を学ぶ。生活に苦しみながら、「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」といった秀作を発表、文壇から絶賛される。わずか1年半でこれらの作品を送ったが、24歳6ヶ月で肺結核により死去。没後に発表された『一葉日記』も高い評価を受けている。