1702年9月29日

元禄15年9月29日［貞享暦］ 1702年11月18日  丁丑  土曜日

【朝　　廷】

［天　　皇］東山

［上　　皇］霊元

［関　　白］藤原基煕55（氏長者）

［左大臣］藤原兼煕44

［右大臣］藤原家煕36

［内大臣］藤原輔実34

［権大納言］藤原伊季43（右大将）　源通誠43　藤原綱平31（左大将）　源豊忠37　藤原持実33　藤原公量52　藤原篤親47（賀茂伝奏）　藤原公全25（神宮伝奏）　藤原家久16　藤原師孝15

［権中納言］平時方52　藤原基勝40　源通躬35　藤原頼重34　藤原致季20　藤原経音21　藤原昭尹24　藤原尹隆27　藤原吉忠14（左中将）

［参　　議］藤原共方50（右兵衛督）　藤原光顕51　藤原基輔45（左兵衛督）　平行豊50（右衛門督）　藤原為経49　藤原雅豊39（左兵衛督）　藤原俊清36（左大弁）　藤原基長28（左中将）

［中　　宮］承秋門院（幸子女王）

［典　　侍］新崇賢門院（櫛笥賀子）、冷泉経子

［掌　　侍］高辻（菅原）長豊の娘

［女　　院］新上西門院（藤原（鷹司）房子）

【幕　　府】

［将　　軍］5代徳川綱吉

［老中格］松平美濃守吉保

［老　　中］阿部豊後守正武　土屋相模守政直　小笠原佐渡守長重　秋元但馬守喬知　稲葉丹後守正通

［側用人］松平右京大夫輝貞　松田志摩守貞直　竹本土佐守長直

［留守居年寄衆］

［側　　衆］大久保長門守教寛　青山伊賀守秘成　水野飛騨守重矩　安藤信濃守定行　安藤出雲守信富　島田丹波守利由　水野越前守忠位

［留守居年寄衆］

　［用達］木下伊豆守信真

［西城留守居］佐久間主膳正信就　興津能登守忠閭

［高　　家］畠山民部大輔基玄　畠山下総守義寧　宮原長門守氏義　戸田土佐守忠章　大沢越中守基躬　中条山城守信実　牧野備前守成春　吉良左兵衛義周　戸田中務大輔氏興

［大目付］近藤備中守用章　折井淡路守正辰　仙石伯耆守久尚

［大番頭］本多肥後守忠英　大久保淡路守教福　米津周防守田賢

［奏者番］本多弾正少弼忠晴

［寺社奉行］永井伊賀守直敬　松平志摩守重栄　阿部飛騨守正喬　青山播磨守幸督　本多弾正少弼忠晴（兼）

［勘定奉行］井戸三十郎良弘　萩原彦次郎重秀　久貝忠左衛門正方　戸田備前守安広

［町奉行］(南)松前伊豆守嘉広　(北)保田越前守宗郷

［京都所司代］小笠原佐渡守長重

　［禁裏附］曽根五郎兵衛長賢

［大坂城代］土岐伊予守頼隆

（京橋口定番）松平縫殿頭乗成　（玉造口定番）渡辺備中守基綱

（大坂加番）堀左京亮直利、酒井石見守忠予、酒井隼人正忠胤、内藤式部少輔正友

［大坂城目付］三好勘之丞長広　長崎半左衛門元仲

［大坂町奉行］(東町)太田和泉守好敬　(西町)松野河内守助義

［京都町奉行］(東町)安藤次行　(西町)滝川山城守具章　水谷勝阜

［駿府城代］青山幸豊

　［駿府城目付］中坊長左衛門秀広

［駿府町奉行］天野伝四郎富重

［伏見奉行］

［長崎奉行］永井讃岐守直允

［長崎町奉行］丹羽遠江守長守

［堺奉行］

［山田奉行］長谷川周防守勝知

［関東郡代］

［二丸留守居］山崎権十郎忠治　松平十左衛門某

［三丸用人］松田彦兵衛貞直　竹本治左衛門長直

［若年寄］井上大和守正岑　加藤越中守明英　稲垣対馬守重富　本多伯耆守正永

　［書院番組頭］大道寺権内直富　酒井大学忠穏

［書院番頭］戸田土佐守忠章

［書院番］高林与五右衛門昌豊

［新番頭］

［小姓組番頭］三枝土佐守守相　稲葉紀伊守正辰 宇津出雲守教信

［小姓組与頭］松平藤九郎正常

［小姓組］内藤山城守政森　筧新太郎正尹　池田織部由道　池田兵部政親　松平図書勝芳　前田式部玄長　松平久馬助政森　米津頼母政容　水野内膳勝政

［中奥小姓］安藤十郎愛定　曽我主水助元

［持筒頭］

［持弓頭］岡野平兵衛房勝

［先手頭］中島彦右衛門盛尹　徳山五兵衛重俊　杉浦武兵衛政令　大岡次右衛門忠久　坪内源五郎定鑑　赤井七郎兵衛正幸　青木与右衛門信峯

［火消役］酒井主馬忠助

［使　　番］木根長三郎政方　川口源左衛門宗直　野々山源八郎兼貞　長崎半左衛門元仲　馬場三郎左衛門尚恒　山崎四郎左衛門正周　戸川三左衛門安貞

［目　　付］別所源右衛門常治　水野小左衛門守美　安部式部信旨　石尾織部氏信　天野市郎左衛門某　鈴木次郎左衛門福

［小十人頭］松平左門忠郷　大島織部義浮　前島勘三郎重命

［徒　　頭］渡辺半兵衛輝　加藤太郎左衛門甫成　島田十兵衛政辰　戸田喜兵衛忠位　中山権左衛門勝尋　稲葉左衛門通周　三枝十兵衛守繁

［船手頭］依田友右衛門政武　伊勢平八郎貞敕

［元方納戸頭］平岡市右衛門資明　飯田惣左衛門直恒

［払方納戸頭］河野久四郎通重

［西城裏門番頭］酒井市郎右衛門貞治　小栗五大夫忠珍

［腰物奉行］黒沢杢之助定当　永井三郎右衛門治定

［廊下番組頭］田中左平太抄房

［廊下番］秋岡勘兵衛某　野本文左衛門虎仙　大林与兵衛親倫　上原勘之丞友重　津田平八郎信邦　篠沢八兵衛忠知

［表右筆］

［儒　　者］林大学頭信篤

［医　　師］(奥) 太田護光院　大淵友庵常起

［歌学方］北村再昌院季吟

［旗奉行］神谷与七郎清房

［鎗奉行］中山平右衛門勝阜

［桐間番頭］中川淡路守成慶

［桐間番］金田能登守正明　松平藤兵衛正房　松平数馬乗尚　宮城平右衛門正国

［三丸（桂昌院）方用人］堀筑後守秀雪　木下伊豆頭信真

［天主教考察］溝口摂津守宣就　近藤備中守用章（兼）

［士籍撿点］折井淡路守正辰（兼）

［盗賊考察］徳山五兵衛重俊

［伊勢長島城目付］山岡遠江守景軌　松下与兵衛直義

嗣家：高家土岐出羽守頼晴の子兵庫頼泰はじめ、父死して家を嗣ぐ者16人。出羽守頼晴は千石の内、二子六之助頼行に300石を分かつ。寄合伏屋新助為重の子小姓主馬為貞、父の遺領1057石余に自身の加恩300石を添えて1357石余を賜う。

笠間城を井上大和守正岑に賜わるにより、先に在番となった新庄主殿直詮は常陸国下館在番となる。

蓮池にて番士の的弓。少老井上大和守正岑監視。

※次回は10月1日になります。