和俗童子訓92

貝原益軒著『和俗童子訓』92

手習の後は、物をかくに硯池(うみ)の水をそめず、新水を墨する所に入て、墨をすり、時にのぞみてそむべし。


【通釈】

手習の後は、物を書くにあたっては硯池(うみ)の水を筆に染めず(使わず)、新しい水を墨をする所に入れて墨をすり、物を書く時に染める(使う)のがよい。

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