和俗童子訓90
貝原益軒著『和俗童子訓』90
はじめは、一流をもは(専)ら習ふべし。後には、諸流のよきを取て、則とすべし。もはら一流を似すべからず。古人の一流に全く似たるをば、書奴(ぬ)と云ていやしむ。
【通釈】
はじめは、一つの流儀を専一に習うこと。後には、諸流のよいものをとって、手本とする。また、一つの流儀だけを真似てはいけない。古人は、一つの流儀に似せているのを書奴(しょぬ)といってい
やしんだものだ。
はじめは、一流をもは(専)ら習ふべし。後には、諸流のよきを取て、則とすべし。もはら一流を似すべからず。古人の一流に全く似たるをば、書奴(ぬ)と云ていやしむ。
【通釈】
はじめは、一つの流儀を専一に習うこと。後には、諸流のよいものをとって、手本とする。また、一つの流儀だけを真似てはいけない。古人は、一つの流儀に似せているのを書奴(しょぬ)といってい
やしんだものだ。
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