南留別志410

荻生徂徠著『南留別志』410

一   筑紫(ちくし)の人、「あみ」といひて、ちいさき蝦(えび)のあるを、「こうござい」といふ。糠蝦の字なるべし。


[語釈]

●糠蝦 ヌカエビ。ヌマエビ科の甲殻類。川や沼の水草の間にすみ、体長3センチくらいで、黒褐色または青褐色。本州中部以北に分布。干しエビにする。また、「あみ(醤蝦)」の異名。

過去の出来事

過去の本日の朝廷や江戸幕府の人事一覧、その他の出来事を紹介します。ほかに昔に関する雑記など。