1704年7月11日

宝永元年7月11日［貞享暦］ 1704年8月11日  己酉  月曜日

【朝　　廷】

［天　　皇］東山（113代）

［上　　皇］霊元（112代）

［関　　白］藤原兼煕45

［左大臣］藤原兼煕45(兼)

［右大臣］藤原家煕37

［内大臣］藤原輔実35

［権大納言］藤原伊季44(右大将)　源通誠44　藤原綱平32(左大将)　源豊忠38　藤原篤親48　藤原公全26　藤原家久17　藤原師孝16　藤原隆真44　藤原基勝41　藤原致季21

［権中納言］平時方53　藤原基勝41　源通躬36　藤原頼重35　藤原経音22　藤原昭尹25(左衛門督)　藤原尹隆28　藤原吉忠15(左中将)　藤原公統36　藤原永福47　藤原雅豊40

［参　　議］平行豊51（右兵衛督）　藤原為経50　藤原雅豊40（左兵衛督）　藤原実陰43（右中将）　藤原俊清37（左大弁）　藤原基長29（左中将）　藤原隆長32　藤原輝光34　藤原綱49

［中　　宮］承秋門院（幸子女王）

［典　　侍］新崇賢門院（櫛笥賀子）、冷泉経子

［掌　　侍］高辻（菅原）長豊の娘

［女　　院］新上西門院（藤原（鷹司）房子）

【幕　　府】

［将　　軍］徳川綱吉（5代）

［老中格］松平美濃守吉保（左近衛権少将）

［老　　中］阿部豊後守正武　土屋相模守政直　小笠原佐渡守長重　秋元但馬守喬知　稲葉丹後守正通

［側　　衆］大久保長門守教寛　安藤信濃守定行　水野飛騨守重矩　水野肥前守忠位　青山伊賀守秘成　島田丹波守利由　一柳土佐守末礼　溝口摂津守宣就

［留守居］米津周防守田賢　近藤備中守周章

［西城留守居］佐野豊前守直行

［高　　家］畠山民部大輔基玄　畠山下総守義寧　宮原長門守氏義　戸田土佐守忠章　大沢越中守基躬　中条山城守信実

［大目付］折井淡路守正辰　仙石伯耆守久尚　安藤筑後守重玄　松前伊豆守嘉広

［大番頭］戸田土佐守忠章

［勘定奉行］萩原彦次郎重秀　久貝忠左衛門正方　戸田備前守安広　中山出雲守時晴

［関東郡代］伊奈忠順

［西国郡代］

［美濃郡代］辻六郎左衛門守参

［飛騨郡代］

［町奉行］(南) 林土佐守忠和　(北)保田越前守宗郷

［作事奉行］松平伝兵衛乗邦　大島伊勢守義也

［普請奉行］甲斐庄喜右衛門正永　水野権十郎忠順

［小普請奉行］曲淵伊左衛門重羽　布施長門守正房　間宮諸左衛門信明

［鎗奉行］大久保勘三郎忠行

［長崎奉行］永井讃岐守直允　別所播磨守常治　石尾阿波守氏信　佐久間安芸守信就

［奈良奉行］

［山田奉行］堀利喬

［駿府城代］青山幸豊

［駿府町奉行］水野小左衛門守美

［堺奉行］天野重義

［佐渡奉行］荻原重秀

［甲府勤番］(大手)　(山手)

［昵　　近］松平右京大夫輝貞

［奏者番］本多弾正少弼忠晴　石川能登守乗紀　池田丹波守輝録　松平弾正忠久

［寺社奉行］永井伊賀守直敬　阿部飛騨守正喬　本多弾正少弼忠晴

［京都所司代］松平紀伊守信庸

［京都町奉行］(東町)安藤次行　(西町)水谷勝阜

［仙洞付］荒木十左衛門政羽

［大坂城代］土岐伊予守頼隆

（京橋口定番）松平縫殿頭乗成　（玉造口定番）渡辺備中守基綱

（大坂城加番）堀左京亮直利、酒井石見守忠予、酒井隼人正忠胤、内藤式部少輔正友　京極主殿高之

（大坂城目付）馬場宮内尚恒　渥美九郎兵衛友延

［大坂町奉行］(東町)太田甲斐守好敬　(西町)松野助義

［大坂船手頭］松平孫大夫重矩

［高　　家］畠山民部大輔基玄　畠山下総守義寧　京極対馬守高規　大沢右衛門督基隆　大友近江守義孝　織田能登守信門　戸田能登守忠真　中条山城守信実

［若年寄］加藤越中守明英　本多伯耆守正永　井上大和守正岑　稲垣対馬守重富

　［書院番組頭］三枝左兵衛守繁　武田与左衛門信友

［書院番頭］松平式部少輔忠明　宇津出雲守教信

［書院番］朝倉外記豊寿　松平伝左衛門正辰　岡田新八郎利祐　大岡市十郎忠相　水野甚五右衛門守房　京極主計高久

［小姓組番頭］松平石見守則采　稲葉紀伊守正辰　松平壱岐好乗　伊沢播磨守正久　内藤越前守正興

［小姓組与頭］仁賀保孫九郎誠信　堀助右衛門親行

［小姓組］服部久右衛門常方・桑山源七郎一規・大橋与惣右衛門親宗・土屋長三郎正克・渡辺内記永倫・成瀬吉右衛門正起・根来平左衛門長安・仁賀保内記誠方　角南主馬国通　松平内膳正直知　小出主膳英雄　金田能登守正明　松平藤兵衛正房　小堀大膳政房

［中奥小姓］松平大膳光規　藤堂源五郎良端　山田十大夫豊重

［新番頭］三枝日向守守清　酒井小平次忠隆

［持筒頭］大森三次郎頼隆

［徒　　頭］小泉兵庫養正　筒井三郎左衛門義勝　加藤右近明教　土岐内記定武

［表右筆］大塚太左衛門光広　大竹源四郎信政

［儒　　者］林大学頭信篤

［医　　師］井関正伯祐甫　薬師寺宗仙院元常　(奥)奥山立庵

［御台所用人］高木甚右衛門元茂

［元方納戸頭］松崎善兵衛良時

［払方納戸頭］上田新四郎政方

［西城裏門番頭］松波六右衛門重房　山田太左衛門信隆

［先手頭］佐野与八郎政信　中川勘三郎忠雄　蔭山数馬親広

［小十人頭］杉浦弥市郎貞宣　曽雌権右衛門定勇　前田半右衛門勝識　丸毛勘右衛門利貞

［船手頭］向井伊織正員　大河内又十郎政直　天野佐左衛門雄正

［目　　付］桑山三郎左衛門玄道　前島十左衛門重命　多門伝八郎重共　駒木根長次郎政方

［使　　番］松田善右衛門勝広　大岡五郎右衛門清相　三島清左衛門政興

［盗賊考察］坪内源五郎定鑑

［火賊考察］佐野与八郎政信（兼）

［天主教考察］松前伊豆守嘉広（兼）

［日光山巡察］松田善右衛門勝（兼）

城中行事：臨時朝会。

参勤：松平内蔵頭頼職、水野中務少輔忠周。

就封：松平加賀守綱紀、酒井左衛門尉忠真。

初目見：目付布施孫兵衛重俊の子新次郎直郷、鈴木源五右衛門利雄の子三之助利祐ら４人。

本所堤防の修築を命ず：勘定奉行荻原近江守重秀、伊勢平八郎貞敕、関東郡代伊奈半左衛門忠順、本所奉行２人。

酒井日向守忠能、致仕の得物として因州景長の刀を献上。